ゲストOSの作成
手順11: 仮想マシンファイルイメージの作成先を変更したい場合は、あらかじめ、[ファイル]→[環境設定]メニューでデフォルト仮想マシンフォルダを変更しておきます。
ここは、別のディスクに保存しない場合は、変更する必要はありません。
手順12: あらかじめインストールしたいLinuxをダウンロードしておきます。
以下は、CentOSの場合で、http://www.centos.org/modules/tinycontent/index.php?id=32 から State が Japan のミラー先で、「HTTP」を選択します。
リストのどこからダウンロードしても構いません。
次に、「6.4」→「isos」→「x86_64」を選択し、X86_64 (64bit版) の「CentOS-6.4-x86_64-netinstall.iso」をダウンロードします。
もちろん、DVDイメージのフル版(CentOS-6.4-x86_64-bin-DVD1.iso)でも構いません。フル版は、Direct DVD Downloads が Yes のサイトのみ存在します。 もし搭載メモリが4GB未満のマシンだった場合は、32bit版「i386」の方が無難です。
手順13: [新規] ボタンを押して、ウィザードを開始します。
手順14: 仮想マシン名(例: CentOS)とOSのタイプ(例: Linux/RedHat(64 bit))を入力し、[次へ] ボタンを押します。
手順15: ゲストOSで扱うメモリサイズを指定して「次へ」を押します。
DBやWebサーバ等、多くのメモリを必要とする場合には、必要なメモリを指定します。
ここで指定したメモリは、ホスト側OS(Windows側)で使えなくなるため、ゲストOS側の動作に必要なメモリだけを指定しましょう。(APサーバ時:1 - 2GB 他サーバ時:2GB以上 を推奨します。)
Windows XP や 32bit OS では、メモリサイズの上限が4GBであることに注意してください。
手順16: 仮想ハードディスクに「新規ハードディスクの作成」を指定して、[次へ]を押します。
手順17: 仮想イメージの形式で、VDI を選択して、次へを押します。
手順18: ストレージタイプに「可変サイズ」を指定して、[次へ]を押します。
ただし、ディスクが故障した場合、「可変サイズ」にすると修復が困難になります。
逆に「固定サイズ」の場合は、まとまった領域がとられますが、パフォーマンスが低下します。
イメージのバックアップを取ることを前提とするなら可変を指定します。
手順19: ハードディスクの上限を指定して、[作成]を押します。
DBなどは8GBでは足りないため、20から50GB程度に指定します。
以上でゲストOSの作成が完了します。
このサイトは、アイティマークス株式会社のポータルサイトです。